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1 day trip program

1 day trip program

ONE DAY TRIP PROGRAM とは?

来日間もない留学生と一日ペアになって過ごし、親交を深めます。
(セルラス会員・一般会員対象)

日本に来た留学生たちは、日本で暮らしていながらも、日本人と会話する機会がほとんどないという声をよく聞きます。
セルラスでは、日本の文化や日本人に触れることで、日本を好きになって欲しいと願い、「ワンデイ トリップ プログラム」という交流企画を実施しています。
休日の一日を、会員と留学生がペアになって、散策や食事など街歩きを楽しんだり、ホームビジットに招いたりして、交流します。
ホームステイに比べて気楽さがあり、誰でも参加しやすいプログラムです。
また、全員でいっしょにピクニックに出かけたり、「防災館」等に行き、防災体験をするなどの場合もあります。

 

東京散策

留学生と日本人がペアを組み、一日お出かけするという「ワンデイトリッププログラム」が開催されました。
今回は、東京日本語教育センターとイーストウエスト日本語学校から11ヵ国1地域、32名の留学生が参加しました。

対面式会場では、最初は緊張した面持ちの留学生たちでしたが、対面を終えると、みんな嬉しそうな笑顔になり話もはずんで、会場の雰囲気が一気に明るくなりました。
当日は、あいにく曇り空で肌寒い日でしたが、お台場の科学館へ出かけたり、神田祭りを見に行ったり、ホームビジットをした留学生は、家族と一緒にお蕎麦作りをして、日本の文化を体験したりと、それぞれ思い思いに楽しく一緒に過ごしたようです。
4月に入学したばかりで、不安をもっていた学生も多く参加していましたが、学生たちの感想文には「日本人と一緒に過ごせて楽しかった、嬉しかった、また会いたい」という感想が多く見られました。
また、初めてプログラムに参加した日本人のメンバーの中にも、「勇気をだして参加して、本当に良かった!」と喜んでいる人もいました。

このワンデイトリッププログラムは、留学しても勉強などで忙しくて、「日本人と交流する機会がない…」と嘆いている留学生にとっても、そして普段留学生に出会う機会がないメンバーにとっても、気軽に参加できるプログラムです。
これからも、お互いに楽しく身近にできる社会貢献の一つとして続けていきたいと思います。

参加ファミリー&ペア留学生の声

樋田さん(横浜市在住)

毎回楽しみにしているワンデートリッププログラムに今回も参加することが出来ました。
どこの国のどんな人がペアになるのかな?趣味は?日本にどのくらいいるのかな?
そんなまだ見ぬ相手を想像するのもこのプログラムの楽しみです。

インフォメーションシートをいただいて、またさらに相手に興味を持ちます。
事前にメールのやりとりをして、そして、当日の対面式にはウェルカムサインボードを持って、次から次へパートナーの留学生と対面するメンバーたちを見ながら、名前を呼ばれるまではドキドキ!
対面している皆は本当に素敵な笑顔でした。

今回の私のパートナーは、韓国のイ・ヨンギュンさん。26歳の男性です。
私が渡したウェルカムサインボードを見て、「韓国語上手ですね。」と褒めてくれました。
(実はセルラスのストーリーブックからそのまま書きだしました^^;)
私は、彼がとても丁寧な日本語を話すことに驚きました。
とても誠実で落ち着いていて、気配りも出来る素敵な青年でした。

私たちは、横浜のメンバーとそのパートナー、総勢12人で横浜観光へ行くことにしました。
韓国・台湾・ブルネイと、様々な国の留学生と交流しながら、お互いの国のことや、家族のことなどを話すことが出来ました。
昼食をJICAでゆっくりといただき、赤レンガから、大桟橋までウォーキング。
大桟橋のデッキでは伝言ゲームをして盛り上がり、ますます留学生と仲良くなりました。
そして、最後カップヌードルミュージアムで、オリジナルのマイカップヌードルを作れたのも思い出になりました。

ヨンギュン君に、どうして日本語がそんなに話せるの?と尋ねたら、カナダに留学していた時に、日本人がいて、教えてもらったと言っていました。
英語よりも日本語の方が話せるようになっちゃってと笑いながら・・・。
そして、6月に日本語能力試験1級を受け、合格したら、日本で就職したいとも言っていました。
韓国は今、仕事がなくて、とても厳しい状態だそうです。
日本に魅力を感じ、自分の夢のために一生懸命頑張っている姿に、ただただ感心するばかりです。
これを機会に、セルラスの活動や横浜ピアザにも、ぜひ来てほしいなと思っています。

 

李 英均(イ ヨンギュン)さん(韓国)

心に残る思い出を作りました。
他国から来た私をすごくきづかってくれましたし、色んなお話をしてもらったので、ものすごくうれしかったんです。

話をすればするほど、韓国にいらっしゃるお母さんが思い出しました。
そして、初めての横浜ツアーをこんなに楽しくしてくれましたので、本当に心から感謝しています。

久々に家族と一緒に旅行に来た気分になったので、心が温かくなりました。

ずっとこの縁を続けていきたいと思います。
ほんとにありがとうございます。また会う日を期待しています。

감사합니다. 히다산

p.s. 今度は樋田さんのお宅に行ってみたいです。ぜひ誘ってください!

これまでの実績

2004年にスタートし、1年に2~3回開催。
昨年2017年までに、51カ国600人以上の留学生が参加しました。